この度スクラッチ・デバッグ支援ツールを作りました。
継続して公開できるかは未定です。しばらくアルファ版、ベータ版として限定公開して、役に立ちそうなら継続も視野に入れてます。
(とりあえずこの夏休みの間は続けたいと思ってます!)
追記:紹介用のスクラッチ作品を作りました!(ラストでちょっと音が鳴ります)
使い方
①スクラッチの作品を指定
当サイトの入力エリアの「プラスマーク」をクリックします。すると作品入力フォームが現れます。

Scratchで、質問したい作品のURLをコピーします。

当サイトのフォームに貼り付けて、決定するボタンをクリックします。

②質問を入力

基本的には以上です。
このあとAIが回答を生成するまで待ってください。現在は試験運転中ということもあり、回答の生成には時間がかかります。(早くても5分くらいかかります)ブラウザを開けておけば問題ないので、待っている間は別のタブを見ていても大丈夫です。
このツールへの想い
はじめは、ちょっとしたボランティアのつもりでした。
スクラッチのプロフィールに届いた「ここが動かない」「どうすればいい?」という質問に一つひとつ返していたら、思った以上に喜んでくれる。「ありがとう!」の言葉と一緒に、また次の質問が届く。
そんなやりとりが何度か続くうちに、「よし、チュートリアルでも書いてみよう」と思い立ち、記事を公開しました。
すると、もっと多くの質問が来るようになり、同時に、みんなの熱意がどんどん伝わってくるようになりました。スクラッチが好きで、ゲームを作るのが楽しくて、自分なりに工夫してる。その「好き」の気持ちを、もっと応援したい。もっと早く応えたい。
でも、質問が増えれば増えるほど、ひとつひとつに時間がかかってしまい、何日も待たせてしまうことが増えてきました。
そこで、思い切って作りました。スクラッチのプロジェクトを読み取って、不具合を見つけてくれるAIアシスタント。でも、ただ答えを「貼る」だけのツールにはしたくありませんでした。
スクラッチの主役はスクラッチャー
主役はあくまで、子どもたち自身。この考えを原則として守るために、AIの回答を工夫しています。
具体的には、エラーの原因をヒントとして示し、「自分で直してみよう」と思えるような仕組みにしています。最初に「デバッグ」のやり方を学ぶことが、思考力の育成にもつながる。そう信じて、サポートに徹するAIを目指しました。
応援よろしくおねがいします!
もし、これはいいなと思っていただけたなら——
ぜひ応援の声をお寄せください。
ご感想やご意見を紹介させていただけると、とても励みになります。
ツールの継続・改善にもつながります。
多くの子どもたちが、もっと「つくること」に夢中になれるように。
その一歩として、この取り組みが届きますように。